受診前の準備
受診前に医師へ伝えることを
整理するメモ
診察で何を話すか、うまくまとまらないことはあります。気になることを少しだけ書き留めておくと、自分の言葉で伝える助けになります。全部を埋めなくても大丈夫です。
01いちばん気になることから
診察のときに最初に伝えたいことを一つ選びます。「何が一番困っているか」「今日は何を相談したいか」を、短い言葉で書いてみましょう。うまく言えない場合は、「どう説明したらいいかわからない」と伝えてもかまいません。
架空の例(診断を示す事例ではありません)
「最近、朝の支度に時間がかかることが気になっています。いつからかははっきりしませんが、ここしばらく続いています。何を伝えればよいかも相談したいです。」このように、わかっていることと、わからないことを一緒に伝えられます。
02始まった時期と、その後の変化
正確な日付がわからなくても、「先週ごろ」「少し前から」などの目安で十分です。始まったころと今を比べて、気づいた変化があれば書き留めます。
- いつごろから気になり始めたか
- 続いているか、変化しているか、波があるか
- きっかけとして思い当たることがあるか(不明でも大丈夫)
03日常生活で気になっている影響
症状や気持ちそのものに加えて、暮らしの中で何が変わったかも相談の手がかりになります。仕事や学校、家事、休息、人とのやりとりなど、話しやすい範囲で具体的に伝えましょう。
「前より休む時間が増えた」「予定を調整することがある」など、簡単な一言でかまいません。影響が思い当たらなければ、無理に見つける必要はありません。
04薬・これまでのこと・アレルギー
関係がありそうだと思う場合は、現在使っている薬やサプリメント、これまでの病気や治療、アレルギーなどを整理しておくと、医師に共有しやすくなります。名前や量がわからない場合は、薬の説明書やお薬手帳など、手元で確認できるものを持参する方法もあります。
全部を覚えていたり、事前に判断したりする必要はありません。わからないことは「確認できていない」と伝え、何を伝えるとよいか医療機関に尋ねてください。
05聞いておきたいこともメモしておく
診察の場で聞きたいことがあれば、短い箇条書きにしておきましょう。診断や治療の判断を自分でまとめる必要はありません。わからない言葉があったときに、説明をお願いするための質問も役立ちます。
- この状態について、どのようなことを確認すればよいですか
- 次に相談するときの目安や連絡方法を教えてください
- 説明でわからない部分を、もう一度聞いてもよいですか
質問例はあくまで準備の手がかりです。状況によって適切な確認内容は異なりますので、医療機関で相談してください。
06書けるところだけの受診メモ
- いちばん気になっていること:
- いつごろから・どんな変化:
- 日常生活で気になる影響:
- 薬・これまでのこと・アレルギー(関係があれば):
- 聞いておきたいこと:
空欄があっても大丈夫。メモは診断のための書類ではなく、自分の言葉を思い出すためのものです。
情報をまとめるのが負担なときは、気になることを一つだけ書いておく方法もあります。相談先に迷っている場合は、何科に相談するか迷ったときの考え方も参考にしてください。初診の持ち物や事前確認は、初めて受診するときの準備ガイドをご覧ください。
ナニカとドコカは医療サービス・緊急サービスではなく、診断や治療の代わりにはなりません。今すぐ人の助けが必要だと感じる場合は、この記事を読み続けたり、アプリの返答を待ったりせず、地域の緊急窓口や近くの人にすぐ助けを求めてください。